世界を動かすはじまりのカタチ
「グローバルな商圏」富⼠の麓から世界へ
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当社は長年にわたり国内でお客様のニーズにお応えし続け、一品一葉のプレス金型を製造し続けてきたことで、国内のお客様より高い評価を受けきました。しかし、リーマンショック時には国内での受注量が乱高下した影響を受ける事を経験しました。そういった経験を踏まえ、将来に向け、国内需要のみに依存し仕事量が上下してしまうリスクを軽減し、常に安定した仕事量を確保するため、海外のお客様の需要も取り込む事を目指し、当社のあらたな挑戦がはじまりました。
1海外で活躍する社員①
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私が海外のプロジェクトに取り組み始めた当時は、金型製作という保守的な業界にあって、海外での新規顧客開拓は正に冒険と感じられるものでした。新規の取引先へアポイントを申し込み、海外へも直接訪問を行い、当社が日本国内で培ってきた技術や実績を丁寧に説明する地道な営業活動に励みました。時には、未知の世界への挑戦と思って訪問した海外において驚きの人脈がつながることもありました。お客様との会話の中で、その工場の購買担当様が、実は日本国内での旧知のお客様のことを知っていた、ということもありました。こういった自動車業界でのつながりが、当社の挑戦を後押しする大きな力となることもありました。海外からの仕事も受注出来るようになった後は、継続的な受注につなげようと、品質と精度に徹底的にこだわるとともに、短納期への要求にも迅速に対応することに最大限の努力を注ぎました。これらの継続的な努力が、当社の高い技術力を証明し、世界中の自動車部品工場からの評価を得る機会となり、現在の取引の礎となったと考えています。
2海外で活躍する社員②
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私が初めて海外のプロジェクトを担当したのは入社5年目のことでした。ようやく1人前として歩きだしたところで私にとっては次への飛躍の為のチャンスだと思いました。英語は得意ではありませんでしたが、お客様を訪問しての打合せにおいては、身振り手振りと片言の英語をまじえ苦労しながら意思疎通をはかったり、お客様が来社された際にアテンドしたり食事を共にすることで自分自身の英会話力のアップにつながりました。また、海外への金型出荷にあたっては物流に関しても学び知識を得ることができました。海外向けの金型は、国内向けと違い一度出荷すると引きとることが出来ない為、よりシビアな条件下において自社内で100%の保証をする必要があります。そのような中で無事に金型を出荷し、お客様の生産ラインで生産された部品を搭載した車が発表/発売された時は感慨深いものがあります。自動車を構成する何万の部品の内のたった1つを生産する為に国境を越えて私たちを指名していただける。その思いが私たちのやりがいにつながります。
海外の主要取引先
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実績のある出張先の国
アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、南アフリカ、
ドイツ、イギリス、アイルランド、スペイン、オーストリア、ポーランド、
ロシア、インド、中国、韓国、ベトナム、タイ、インドネシア、オーストラリア