世界を動かすはじまりのカタチ

「⾦型はマザーツール」モノづくりがはじまる

私たちの生活を支えているさまざな製品(自動車部品や家電製品など)を製造する上で、高品質のモノをいかに安く・早く・大量生産出来るかは、重要なポイントとなります。金型はそのための最重要ツールであり、製品の出来を左右する重要な要素となります。日本のモノづくりが世界で称賛されているのは、日本の高精度な金型によって生み出された製品が高品質を保っているからと言っても過言ではありません。そのため、日本の金型は世界で1番優れていると認知されています。

金型は、日本のモノづくりの原点であり私たちは、モノづくりのためのモノづくりを行っています。

1高度な技術を要する自動車の金型製造

  • 自動車のボディーパネルを量産するための金型です。自動車のデザインはデザイナーのこだわりと創造力が詰まっていて非常に尊いものになります。このデザインは金型を使用して鉄板で成形することで具現化されます。金型は高精度な加工データを元に精密に加工されます。しかしながら、このように高精度に加工された金型を使っても、現物の製品では、元来要求された正確なデザイン形状を持った製品に至らず、微細な変化が表面に生じてしまいます。そこで重要なのが、当社のベテラン社員の技術と経験です。彼らは微細な形状面で発生する伸び縮みの特性を見極め、目や手の感覚を手掛かりに形状の品質を理解し、金型形状を手作業で調整することで、デザイナーの思いを正確に具現化していくのです。デザイナーの意匠を実現するために、金型形状に補正を加え、面のゆがみや崩れを最小限に抑えデザイナーの意思を実現していく作業です。この技と知識、経験を持つ人材は、高品質な自動車生産の実現に欠かせません。

  • 自動車の金型
    自動車の金型

2多様な機能・構造を持つ金型

  • 自動車内外装の樹脂部品を量産する為の金型です。外装で言えばバンパーやサイドステップで内装であればインストルメントパネルやピラーやドアトリムとなります。プラスチック製品の成形には、“変形”や製品の表面状態を綺麗な状態に保たなくてはいけないという難しさがあり、それを可能にする為に金型にいろいろな機能や構造を持たせる必要があります。この部分がノウハウであり腕のみせどころとなります。

  • 多様な機能・構造を持つ金型
    多様な機能・構造を持つ金型
    多様な機能・構造を持つ金型